アッチ― インタビュー キッズリポート

砂博士

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リポーター:アッチー(小学5年)

今回は、世界 2700 か所以上の砂場をめぐっている

どろだんご先生へ取材させてもらいました。

どろだんご先生は愛知県名古屋市出身で、

吉本こうぎょう文化人所属です。

なんと、今までのワークショップの参加人数は

のべ 3000 人を超えるんです! 

そんなどろだんご先生にインタビューをさせていただきました。

公園の砂場でかいぜんしてほしいところはどこですか?

という質問をしてみました。

どろだんご先生は 4 つに分けて

かいぜんしてほしいところを話してくれました。

一つ目は、砂場の粒子の問題です。

土は大きく分けて「粘土」「シルト」、

「砂」、「礫(れき)」に分けられます。

その中でも日本は一番粒子が大きい「礫」が

砂場に入っていることが多いので、

ころんでいたくなったり、砂場がかたくなってしまったりして、

遊びにくさが生まれてしまいます。

二つ目は、そうじの仕方の問題です。

そうじの仕方に全国的な統一ルールはなく、

アルコールで除菌する所や、

砂をすべて入れかえる所、熱した鉄でまぜる所など、

ちいきによって方法がちがうそうです。

どろだご先生は今、どの方法が一番良いのか

研究中だとおっしゃっていました。

 

三つ目は、砂場のつくり方です。

もともと、砂場は、深くほった土の上に

大きな砕石(さいせき)をつんで、

水だけ通すシートをひき、その上に砂をひきます。

雨でよごれを流せるからです。

しかし、日本では コンクリートでほり固めた上に

直接砂を入れている砂場が多いらしいです。

 

四つ目は、どこから砂をとるのかです。

これは世界的な問題で、東南アジアでは

海ずなを取りすぎて島がしずんでしまったことがあるそうです。

山ずなも山を切りくずしてつくっているそうです。

 

それで今、どろだんご先生は川がはんらんしないように

くみ取るときにとれる川ずなを使うことをすすめているそうです。

私も砂場のりゅうしが大きくて、

小さいころにケガをしたことがあるので、

お話を共感して聞くことができました。

 

どろだんご先生はお名前の通りどろだんごを作るのがトクイです!

なのでコツを聞いてきました!

コツは「粘土」と「砂」という二つの種類の土をまぜて使い

どろだんごを作ると言っていました。

私も作ってみたけれど、かたく作ることが無事にできました。

ちなみにどろだんご先生の

福岡の好きな食べ物は「ごまさば」だそうです! 

~アッチーのチョコッと情報~

私は SUNABANASHI というイベントの中で、

どろだんご先生と会うことができました。

今度開催されるときはみなさんも行ってみてはどうですか? 

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