リポーター:アッチー(小学5年)
西村まりさんのライブペインティング&講演に行ってきました!!
私はにしまりさんと会うのは5回目なのですが、
この講演会で初めて知ったことがたくさんありました。
まずにしまりさんの家はお金がなかったそうです。
にしまりさんが「画家になりたい!」と言っても
親から「あなたは、公務員になりなさい。」と言われたので
中学、高校のときは、「ママチャリ」で
新聞はいたつの仕事をしていたと言っていました。
その時は美術の道なんかあきらめていたそうです。
にしまりさんは、なんと大学までほじょりんがとれなかったらしく、
「ほじょりんの音がうるさい!」など、クレームがきて、
1万円もらって会社をやめさせられます。
それで、とつぜんカナダに飛びました。
広告会社に務めながら美術について学んでいたら、
「広告って意外とおもしろい!」となり、
日本にもどり、「コピーライター」として
仕事をがんばっていたそうです。
だれよりもがんばっていたから、
にしまりさんはコピーの賞をとりました。
その時、こう思ったそうです。
「あれ?私って絵をかきたいんじゃなかったっけ。」
そしてどんどん海外で個展を開くようになり、
今になったとにしまりさんは言っていました。
話の中で一番心に残ったのは、
「個展を開いていると、自分なんて宇宙のごみみたい」
ということばです。
世界では、戦争や黒人差別がすごいです。
今までは「なんで私ばかりこんな目に合わなきゃいけないの」
と思い続けていたそうですが、
外国に行って、世界をみたことで、
自分の悩みなんて宇宙のごみみたいと
思うようになったと言っていました。
私もたまに友だちと言い合いになることはあるけど
それを聞いて、宇宙のごみみたいな言い合いだなと
思うようになりました。
講演の後、ライブペインティングを見ました。
今回見るのは2回目だったのですが、やはりうまくて、
すばやくカッコいい絵をかいていて感動しました。
ライブペインティングのあと、
私はうしろで流れている音楽にのってかいていたような気がしたので、
「音楽にのって絵をかいたりしているんですか?」と質問したところ、
「音楽にのってかいてるよ!」と言ってくれて、
ジャズが流れたりロックが流れたり、
音楽によって気分がちがうと言っていました。
今回は日常の見方が変わった一日だったので、
参加して良かったです!