リポーター:チェリー(小学6年)
みなさんは提灯を見たことがありますか?
私は神社やお祭りなどでよく見かけます。
提灯は室町時代ごろからある
伝統工芸の一つです。
今日は、その八女提灯を作っている
伊藤権次郎商店の職人さんに取材しました。
ここのお店は江戸時代からあって、
職人さんは高校生くらいに本格的に
八女提灯の技術を学んでいるそうです。
今、伝統工芸を作っている所が少なく、
八女提灯も作っている所が
八女には10軒もないのです。
そんな貴重な八女提灯を
作っているところを見せていただきました!
まず、土台の木の板に竹ひごをまいて、
それにへらでのりを付け、
その上に和紙をはります。
次にかわかします。
最後に絵をかけば完成です✨
1つの提灯を作るのに、
だいたい2日かかるそうです。
私がびっくりしたのは、
余った和紙を切っている道具です。
それは、おばあちゃん世代が使っていた
「カミソリ」です。
このかみそりは切れ味が良すぎて危ない
と言われてあまり使われていなかったですが、
提灯の職人さんたちは、
これを活用しているそうです。
私は、今日八女提灯の伝統技術にふれて、
こんなにすてきな伝統が、日本にあって、
これを今になっても
新しい世代に伝えている職人さんは
すばらしいなと感じました。
もっと日本に広まってほしいです✨
〈チェリー情報〉
伊藤権次郎商店には、和紙の代わりに
デニムで作った提灯がありました。
青い光でとても幻想的でした!
※記事の内容とリポーターの学年は公開時の情報です。