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【社長インタビュー】幸せを届ける「如水庵」

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リポーター:ナポリタン(中学2年)

 

こんにちはナポリタンです。今回は社長インタビューに行ってきました。 

今回お話をうかがったのは筑紫もちでおなじみの如水庵・森正俊社長です。 

如水庵の創業年は不明ですが、「天正年間(1573~1591・安土桃山時代)に、
初代・庄右衛門が博多の街の東部作出町
※1で、
農業を営むかたわらお菓子づくりをはじめた」と代々言い伝えられてきたそうです。
※2

ぼくは、古賀市の工場にインタビューに行きましたが
1対1でのインタビューは初めてですし
歴史ある会社の社長ということでとても緊張しました。
ですが、社長がとても接しやすい方だったので緊張をほぐしてくれました。
 

 

 幸せの形 

 今回、取材でたくさんのことを聞きましたが特に印象に残ったのは
「幸せ」と「楽しむ」という2つの言葉です。
 

 森社長は「まわりを喜ばせることが自分の幸せ」といわれていました。 

 中学生の時から人に喜んでもらうことが好きでした。それは今でもかわらず、
森社長は如水庵を幸せを届ける会社にしたいそうです。
 

 たとえば、社員とその家族には「物心両面の幸せ」を、お客さんには
「おかしと供にいる喜び・幸せを届ける」、取引先の企業さんには
「如水庵と仕事をしてよかった」と思ってもらえるということを心がけているそうです。
 

 社長は子どものころからずっとラグビーをしていたそうです。そこで社長は
「ラグビーはチームスポーツで自分だけ強くてもだめ」で「みんなのために個ががんばる」
ということを知りました。
 

 今の社長の人格の基盤になっているそうです。 

 

社長からの学び 

そして社長は社員に仕事をする上で大事にしてもらっていることがあるそうです。
それは仕事を楽しむことです。
なぜかというと、「楽しいことは、努力してさらにうまくなる、
するとさらに楽しくなると良い循環になる」と社長はおっしゃっていました。
 

 ぼくはこの言葉を通じて、楽しむことと努力することの大切さを知り、
これからは意識してみようと思いました。

ぼくは今、動画製作が好きで、たくさんの時間をかけてつくったものは、
とても達成感があります。 何回も失敗したり思いどおりいかなくても
楽しむことができています。
働くということも同じで楽しむことが大事と思いました。
 

 

 

  最後に如水庵の「歴史」と「ぼくのオススメ」を紹介します。
歴史ある如水庵は黒田家との関りも深く「如水庵」の「如水」は
黒田官兵衛の隠居後の名前の黒田如水から来ているそうです。

 

黒田五十二万石最中 

 みなさんは「黒田五十二萬石」という最中を知っていますか?
この最中は今から約70年前太平洋戦争がおわったあと、一般の人に売るようになった時、
みんなのためにと思い黒田家14代目当主黒田長禮氏から福岡城で使われていた
「藤巴」の瓦をいただき、それを皮にうつしとったのが黒田五十二萬石です。
 

 

オススメの和菓子 

ぼくのオススメは季節ごとに変わる大福です。
ぼくのお気に入りは「塩トマト大福」ですが、7月上旬~8月下旬は「レモン大福」、
7月中旬~10月上旬は「ぶどう大福」などのさまざまな大福があるのでオススメです。
 

 森社長は子どものころから唐揚げが好きで、体は唐揚げでできているとおっしゃっていましたが、
ぼくの体は「あんこ」でできているかもしれません。

 

〈編集部注釈〉

※1 作出町……その後の出来町、現在の福岡市博多区博多駅前1丁目

※2 言い伝えの他には記録や物証などの客観的な証拠が見つかっていないため、創業年は不明としています。

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★「如水庵」の情報はこちら★

https://corp.josuian.jp/

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※感染対策の元、取材をおこない、写真撮影時のみマスクを外しています。

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