ヤキソバ 創作話

【創作】「泣いた赤鬼」の続編(作:ヤキソバ)

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リポーター:ヤキソバ(小学6年)

 

…「赤鬼は、人間と元気にしているだろうか。」

少し大きな山のてっぺんにある
だれも近づかないような、

それはそれは古い家から
そんな声ばかり日々聞こえてきます。

ここは、青鬼の家です。

ここにすんでいる青鬼は、
ずっと北に住んでいる赤鬼の

ゆいいつの親友でした。

最近赤鬼の「人間と仲良くなりたい」という
なやみをかい決しましたが、

このごろ赤鬼が家に来ないのです。

親友の青鬼は、「人間と仲良くしているから
来れないのだろう」という気持ちと

「また赤鬼に会いたい」という気持ちが
半分ずつありました。

もういっそう、自分から
赤鬼の家に行こうとしましたが

らんぼうの青鬼と会っていては、
あやしまれると思い、

なかなか会いに行けませんでした。

そんな鬼の心の中に
もう一つ気持ちがうまれました。それは、

「こんなになやむのならあっち的にも、
自分的にも会わない方が良いのではないか」

とそう思った鬼は、すぐににもつをまとめて、
家を出ることにしました。

ただ、家を出る前に
一つ手紙を残して出ていきました。

その後家を出るしたくをした青鬼は、
鬼も人間もいない島へ行く事にしました。

最初はすこしとまどいましたが、
これも赤鬼のためだと家を出ていきました。

青鬼は、島をさがすため、
雨ふる日も雪ふる日も、島を探しつづけました。

そんなときふと目に入ったのが
鬼ヶ島という島でした。

鬼はたくさんいるけれど、
自分にぴったりの島だと思いました。

ここに住もうとした青鬼は、島におりると
島のはしにいる黄色の鬼に話すことにしました。

「ここの島をおさめている鬼に会いたい。」

すると黄色の鬼は、

「それなら中央にあるとうの頂上にいる、
黒鬼親分のところに行けばいいよ。」

と教えてくれました。

青鬼はそれを聞くと、すぐさま、
とうをかけ上がっていきます。

雲より高いそのとうは、
まるで青鬼を見下しているようでした。

2時間をかけてとうを上がった青鬼は、
黒鬼のいる黒の間に入りました。

するとそこには、青鬼の2、3倍くらいはありそうな
まっ黒な鬼が立っていました。

自分がちっぽけな人間のように感じました。

ですが青鬼はひるまず
「ここに住ませて下さい。」

黒鬼は、青鬼の話を聞くと

「お前見ない顔だな。新入りがここに住みたいとは
良いどきょうだ。いいだろう。」

青鬼は黒鬼の言っている意味が分かりませんでした。
ですが、住ませてくれるというのです。

鬼は喜んで住むことにしました。

青鬼は、鬼ヶ島の北のほうに空き家が
あるということなのでそこに住むことにしました。

ですが、青鬼はまだ赤鬼の事が心配でたまりません。

そして、赤鬼にまた会いたい。
そんな事をずっと考えて3ヶ月…鬼ヶ島のスピーカーから

「情報そうさ官の緑鬼だ。今この鬼ヶ島に
ももたろうという男がせめてきている。
島内の戦とう員黄鬼、そして他の鬼も、全軍出げぎだそうだ!」

という放送がながれた。

他の鬼は、ぶきを取って鬼ヶ島の正面へ向かっているが、
青鬼は行きたくなかった。

それはなぜか。

今の赤鬼と自分の事を思って、
人間と争う事のおろかさを知ったから。

そう考えた青鬼は、
黒鬼のいるとうの頂上へ走って行きました。

黒の間のドアをバタン!!と開けると、
青鬼は黒鬼に

「人と争うべきではない!!」とさけびました。

黒鬼は少しおどろきましたが、青鬼に
「何を言っている。お前も出動しろ。」と言いましたが、

青鬼はさっきより声を大きくして、
「ぼくは出動しない。人間とは戦わない!!」
そう言いました。

それに黒鬼は「帰れ!!」
と大きな声で言いました。

青鬼は必死に「いやだ。ぼくはここで
親友をまっているんだ。」と言い返しました。

青鬼はそう言いおわると、黒鬼は
せ中についている金ぼうを取ってふりおろしました。

青鬼にはあたらなかったが、
当たったゆかがこわれます。

いっぽうそのころ赤鬼は、青鬼には悪かったし、
心配になった赤鬼は村人に全てを話しました。

村人は反対しましたが赤鬼は
反対をおしきって青鬼をさがす事にします。

空飛ぶ雲に乗り、ものすごいスピードで、
青鬼をさがしましたが見つかりません。

そんな時右の方から「こっちこっち」
と聞こえたようなきがしてそっちの方へ行くと、

そこだけ雷雲のある島があり、
その近くへ行くほど声が大きくなるきがしました。

そっちの方へ行くと
すこしこわれているとうの上に青鬼がいました。

ですが、その横に大きな黒い鬼が
青鬼に向かって金ぼうをふりまわしています。

赤鬼は青鬼のところへ行くと、
雲に乗せてにげました。

青鬼はおどろきながらも
親友との再会に感動しました。

そのまま青鬼を乗せた雲は、
もとの村の方へ行きました。

村へ向かっていると中、
赤鬼と青鬼は話し合っていた。

そして村へつくと村人は
「赤鬼が帰ってきた!」と言うと

村人がたくさん集まってきたので、
青鬼はにげようとしました。

しかし一人の村人が
「青鬼ーまってくれ」と言ったのです。

青鬼はおどろきましたが村人が続けて言います。

「最初は青鬼の事をらんぼう者だと思っていた。
だけどそれは赤鬼を思っての事だったんだな。
おいしいごはんを用意しているんだ。みんなで食べよう。」

そう聞いた青鬼は、争わない事の大切さと、
人間のやさしさに泣きました。

 

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