リポーター:ヤキソバ(中学2年)
今日は、博多ガイドの会の福本正司さんにガイドをしてもらいながら、
東長寺周辺の博多区を歩きました。
博多ガイドの会では、博多区の北から南まで全てをガイドしているそうです。
まずは、東長寺からスタート。
東長寺には、おしゃか様がまつられており、その高さなんと10m。
下から見るとものすごい迫力で、自分が小さく感じました。
残念ながら、ここでは写真を撮ることができないので、
みなさんにお見せすることができませんが、
ぜひ自分の目で確かめてください。
また、おしゃか様の下には、地ごくと極楽の絵が置かれているところがあり、
結構こわかったです。また、そこを進むと、暗闇があり、
少しは前が見えるだろうと思っていましたが、一切なにも見えませんでした。
また、通路の右側にはリングがあるらしいので、
みなさんも通るときは探してみてください。
ここがなぜ暗いかというと、無の境地で、何も見えない中、
心の目で見るということをするためだそうです。
また、東長寺のおしゃか様がまつられているところの反対側には、
五重塔があり、ここには中国で修行をした
空海さんが持ち帰ってきたおしゃか様の骨が安置されています。
なぜここで安置されているかというと、
中国から帰ってきた空海さんが博多湾につき、
博多に骨を守るところをつくったからだそうです。
この五重塔は平成23年にできたもので、それを持ってきたそうです。
次に東長寺を出て、今後は承天寺に行きました。
東長寺に承天寺、寺が多いですが、福本正司さんが数えただけでも
この周辺に22の寺があるそうです。
なぜこんなにも寺があるかというと、福岡が攻められたときに、
要塞になるからだそうです。
たしかに大人数入るし食料も置けるけど、理由が斬新で物騒だと思いました。
さて、話は戻り承天寺。
入ってすぐ左には、石碑が3つも。
それも、うどんそば発祥の地や、おまんじゅう所など、お寺とは思えないものが。
これは、聖一国師さんという方が中国で仏教の勉強をすると同時に粉ひきや、
まんじゅう作りなど、技術の勉強もし、日本に持って帰ったそうです。
そして、まんじゅうの作り方を近くの茶店に教え、全国に広まったそうです。
なんとそこが、今のとら屋だそう。
赤坂に、聖一国師さんの書いた文があるらしいです。
また、承天寺を進と左側には枯山水がありました。
これが教科書で見た枯山水か、思うと同時に、福岡県にもあることに驚きました。
ここは、お寺、枯山水、木のはえたエリアの3つに分かれており、
お寺は日本、枯山水は玄界灘、木は大陸を表しているそうです。
このように、博多区には博多駅あたりのあの町並みだけでなく、
お寺などの歴史あるものもあることを知りました。
こうやってお寺を見たり、歴史を知ると、昔の人達も同じような景色を見てたんだなぁ、
こういうことを感じてたんだなぁと感動しました。
みなさんも見るだけでなく、調べたり、ガイドの方と一緒に行ったりしてみると面白いかも。ぜひしてみてください。
~プチっと情報~
今回書いた東長寺の五重塔は、毎年秋ごろに中が見えるようになるかも。
そして同じく東長寺の六角堂は、毎月28日に中が見えるそうです。
その日行くとより良いかもです。