キッズリポーター:カブトムシ(小学3年生)
ぼくは、きのう、通知表と荷物を取りに
久しぶりに学校に行きました。
2時から5時までの間に自由に行っていいけど、
必ず保ご者と来てくださいとメールがきてたので
お母さんと行きました。
学校に行く道は、
2人ともなんかキンチョーしてしまいました。
くつばこにも、ろう下にも全然人がいなくて、
ちょっと不気味だったけど、上ばきにはきかえたら、
「学校に来たんだー‼︎」と嬉しさがばくはつして、
階段を1段飛ばしで2階まで行きました。
でも2階のろう下にもだれもいなくて、
ガラーンとしていてシーンとしていました。
ぼくの教室は、つきあたりの一番おくなので
忍者のように他のクラスの前を通ったら
どのクラスも先生が1人で座っているだけでした。
外は、明るいのに暗くてさむくて、
早く帰りたくなりました。
ぼくの教室まできたら中から話し声が少し聞こえたけど
ドアが閉まっていてヒソヒソ話しくらいだったので、
お母さんとろう下で待ちました。
先生の顔がちらっと見えて
うれしくなってドキドキしてきました。
前の人が終わって出てきたので
ぼくたちは、教室に入りました。
ぼくの担任の先生は、男の先生で学校の先生になって
1年目でさいしょは、おこりませんって言ってたけど、
二学期からは、おこることもありました。
でも優しいのでぼくは、大好きです。
先生1年目でがんばった賞で
文房具屋さんで買った音が出る金メダルを先生にかけました。
先生は「うわ〜何?何?え〜うれし〜」と言いながら
オリンピックの金メダルの選手みたいに
頭を下げてメダルをもらいました。
その時、音楽がなるボタンを押したので、
本当のオリンピックみたいでした。
つぎは、いよいよぼくの通知表をもらう番!
待ってる人もいないし、先生は、ゆっくり通知表を開いて、
まず名前を言って勉強の良かったところを1つ1つ言ってくれました。
ぼくは、出席番号が1番なので1年と2年の時も一学期は、
先生のお手伝いをする事が多かったけど、
ぼくのお父さんも出席番号1番が多かったから
「一学期は、先生がお手伝いしてって言ったらなるべくするんだよ。
お父さんも昔よくたのまれたよ。」と言っていたのでしていました。
先生は、その事を言ってくれました。
「先生もはじめてのことばかりだから、たよりにしてたよ!心強かったよ!
いつも聞いてくれてありがたかったよ。」って言われて
なんだかなみだが出そうになりました。
卒業式みたいだと思いました。
先生が学校に残ってほしいなと思いました!
※記事の内容とリポーターの学年は公開時の情報です。