ホキャっち(小学5年)
わたしは、張り子作り体験の絵付けをしました。
おしえてくださったのは、河野さんで、
わたしはふぐをつくることになりました。
張り子の工程は、
1型造り 2 紙合わせ 3 和紙張り 4 乾燥
5 型抜き 6 張り合わせ 7 下塗り 8 乾燥
9 絵付け 10 乾燥 11 仕上げ 12 完成
と、全部でなんと11の工程があるのです。
とても多いですよね。
全部やるのは、とてもむずかしく、
大変なので、絵付けだけをやりました
もとからよういされていた白い
なにもついていないふぐの張り子の上から
アクリル絵の具の
黒と黄色だけを使いました。
これが意外とむずかしく、
きんちょうの手のふるえでずれたり、
はみだしたりしてしまいます。
目のところをあけないと、
黒で目がなくなってしまうので、
先に目をかかなければなりません。
だけど、けっこうじょうずに
ふぐをきれいにかくことができました。
やっぱり自分で作ったものは
あいちゃくがわくなと思い、
ほっこりしました。
最後には、金ぱくをつけて、
とてもはなやかなふぐになりました。
河野さんは、張り子を1日に10~20個も
つくっているそうです。
張り子にはいろいろあり、今回のような
ふぐなどの魚、とらなどの動物、
お面などさまざまな種類がありました。
そもそも張り子は、今からおよそ500年ほど前に
中国からつたわってきたそうです。
河野さんの話によると、
張り子にはいろいろな大きさがあり、
最大で80㎝、最小で2㎝の張り子があるそうです。
もともとは張り子は
昔はおもちゃだったのですが
だんだんとえんぎものとなり、
今のようになったそうです。
張り子のおく深さを感じる事だなと思いました。
河野さんは、60さいほどから始めて、
約20年ほど張り子をつくり続けているそうです。
河野さんは、張り子のそぼくさ、あたたかさ、
おもしろさがいいと言っていました。
河野さんの話をきいているうちに、
河野さんの張り子への思いを感じました。
河野さんにはこれからも
張り子をたくさん作り続けてほしいです。
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※記事の内容とリポーターの学年は公開時の情報です。
※感染対策の元、取材をおこない、写真撮影時のみマスクを外しています。